2023/01/19 | 会社案内
Böllhoffは、創業以来初めて、年間売上高7億ユーロの大台を突破しました。
Böllhoffグループは、2022年の年間売上高を7億8300万ユーロで締めくくりました。これは、前年度比16.6%増に相当します(2021年:6億7100万ユーロ)。 従業員数は若干増加し、全世界で3,300人以上となりました。
»「ドイツ経済全体、そして特にその中のBöllhoffグループは、あらゆる危機にもかかわらず、2022年には極めて高い柔軟性のあることが証明されました。」
»「全体として、世界中のあらゆる分野・業種の企業にとって強力なパートナーであることが功を奏しました。」
自動車業界の需要はコロナの流行開始前よりも抑制された状態が続きましたが、一般産業界ではBöllhoffの接合技術への依存度が高まっています。2021年と比較して、一般産業のお客様との年間売上高は15%増加し、現在合計で約3億6900万ユーロとなりました。また、Böllhoffは、航空宇宙分野向けの接合ソリューションでも大きな成長を遂げました。 ここでは、2021年の約1000万ユーロから2022年には2100万ユーロと、2倍以上の売上高を記録しています。
»「航空宇宙産業向けの特殊な製造ノウハウだけでなく、さらなる生産能力への投資など、最近の投資が実を結んでいます。」
近年では、航空宇宙産業向けの特殊ファスナーメーカーであるフランスの2社を完全買収しました。 2021年6月買収したモンブリゾンを拠点とするSNEP SAと2022年6月買収したデュパンタルのGillis Aerospaceです。
地域別に見ると、2022年には世界のあらゆる地域でBöllhoffが成長しています。特にアジアと米州では、すべての顧客セグメントにおいて、前年度までの強い増加傾向が続きました。アジアでは、売上高は23%増の9600万ユーロとなりました(2021年:7800万ユーロ)。 米州でのBöllhoffは売上高を41%増の1億800万ユーロ(2021年:約7700万ユーロ)にまで伸びました。
»「この危機とインフレによって厳しくなる環境で、2022年の成功は従業員の並々ならぬ努力と熱意、そして情熱の賜物によるものです。」
Böllhoffは、2023年については慎重かつ楽観視しており、受注量は順調に伸びています。しかし、特にドイツや西欧では、今後、危機やインフレが当社の業績に影響すると予想されます。どの程度かは、まだわかりません。Michael W. Böllhoffは「我々は不安を抱えながらも、大胆に未来を見据えています。私たちは、さまざまな地域や産業における幅広いお客様のご要望に適したソリューションを提供しています。 また、グループ会社のさらなる発展と社員の育成のために継続的に投資していきます」と述べました。
2023年、ドイツ・ビーレフェルトのBöllhoff本社では、社員教育への大きな投資の効果が現れました。第1四半期末から第2四半期初めにかけて、実習生、学生、従業員のためのオープンな研修・進学スペース「Böllhoff Education Campus」の建設に着手する予定です。約1,600平方メートルの敷地に、技術工房、交流・研修用の現代化した部屋、ネットワークやロボティクスなどをテーマとしたスマート工場研究室を併設する予定です。Böllhoffは、このビーレフェルトの本社拡張に総額約500万ユーロを投資する予定です。Wilhelm A. Böllhoffは「2023年、私たちはビーレフェルトに拠点を置いて100年になります。 ファミリービジネスとして、強力なビジネス拠点として地域を常に発展させるために、私たち自身が貢献していきたいと思います」と強調しました。
また、世界各地の自社インフラに多額の投資を行っています。2022年6月より、中国の無錫にて、現地のBöllhoffの第5期の工事が進められています。Böllhoffのスレッドテクノロジー部門のために、約12,000平方メートルの建物スペースがそこに追加される予定です。これは、サッカー場1.7面分の面積に相当します。 2023年晩夏に、生産・オフィススペースとスタッフレストランを備えた近代的な複合ビルのグランドオープンが予定されています。